みなさんこんにちは。
田原市のなばな鍼灸院です。
日中はまだ暑さが残る日もありますが
朝晩は少しずつ涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。
しかし、この時期は朝晩と日中の寒暖差から
体調を崩しやすいタイミングでもあります。
「最近、朝から頭が重い…」
「気圧の変化で頭痛がする…」
こんなお悩みを感じていませんか?
それはもしかすると、寒暖差が原因の「寒暖差頭痛」かもしれません!
◆寒暖差頭痛の原因は?
① 血管の収縮と拡張
血管には寒い時は収縮する、暑い時は拡張するという働きがあります。
本来はこの働きによって体温調整が行われ、生活をサポートしていますが
一日の気温差が大きいと
この血管の働きが体に悪影響となります。
気温差による急な血管の動きにより
周囲の神経を刺激して頭痛を引き起こしてしまうのです。
特に、冷暖房の効いた室内と外との出入りが多い方は注意が必要です。
② 自律神経の乱れ
体は気温の変化に適応するために自律神経が働きますが
寒暖差が激しいとその調節がうまくいかず
バランスが崩れてしまいます。
この自律神経の乱れも、頭痛の原因となります。
③ 筋肉の緊張
朝晩の冷え込みで肩や首に自然と力が入り
筋肉が固まりやすくなります。
その結果、頭への血流が悪くなり緊張型の頭痛が起こりやすくなります。
さらに、長時間のスマホ・パソコン作業やストレスが加わると
筋緊張が強まり、痛みが悪化することもあります。
◆鍼灸治療でできること
鍼灸治療では、寒暖差によって起こる頭痛に対して以下のような効果が期待できます。
- 肩・首まわりの筋肉の緊張を緩め、血流を促進
- 自律神経のバランスを整え、頭痛が起こりにくい体へ改善
さらに、定期的な施術を重ねていくことで
頭痛の出にくい体質づくりにもつながります。
実際に、日本頭痛学会のガイドラインでも
鍼灸治療は効果的な治療法の一つとして紹介されています。
◆我慢しないで、早めの対策を…
「いつもの頭痛だから…」と我慢してしまうと
症状が悪化して日常生活にも支障が出てしまうことがあります。
今のうちから体のケアを始めて
寒暖差に負けない、頭痛のない快適な毎日を一緒に目指していきましょう!
専門外来|頭痛

