手足口病の予防と対策

手足口病

みなさんこんにちは
田原市のなばな鍼灸院です。

ここ田原市は、連日30度を超える猛暑日が続いております。
まだ7月初めなんですが…。

熱中症により搬送される方も、多く見られるそうで、毎日のように救急車のサイレンが聞こえるようになりました。こまめな水分補給をおこない、日の高い日中は不必要な外出は避け熱中症から体を守っていきましょう。

熱中症と同じくして、現在田原市では、例年恒例の手足口病が猛威?を振るっております。

感染者の多い週になりますと、一週間で10人以上の感染が確認されたこともあったそうです。

愛知県の手足口病 感染状況

そもそも手足口病とは、名前の通り手のひらや足の裏、甲、口のまわりや中に痛みを伴う発疹があらわれる夏風邪のひとつです。感染力が強いため、保育園や託児施設など集団生活をする子どもや乳幼児に多い病気で、約80%は5歳未満の子どもと言われていますが、大人でも発症することがあります。

潜伏期間は3~6日、症状は

  • 水ぶくれ様の発疹
    (手のひら、足の裏や甲、口の中)
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 下痢
  • 頭痛

などといわれています。

発疹は、赤いブツブツから2、3ミリの水ぶくれ様になるものまでさまざまです。

口の周りや中にできると、発疹が痛むために食事や水分がとれなくなり、脱水症状になることもあるので注意が必要です。

症状は子どもより、大人のほうが発疹の痛みが強くあらわれると言われており、インフルエンザにかかる前のような

  • 全身倦怠感
  • 悪寒
  • 関節痛
  • 筋肉痛

などの症状があらわれるのも大人の特徴です。

手足口病には、劇的に効く治療薬はなく、

  • 発疹の痛みを抑える
  • 熱を下げる

などの症状を和らげる対処療法が基本となります。

手足口病

手足口病の症状は、1週間程度でよくなりますが、まれに髄膜炎や脳炎など重症化することがあるため、

  • 高熱がつづく
  • 嘔吐
  • 頭痛

などの症状がみられた時は医療機関を受診してください。

ではどのようにして手足口病に感染してしまうのでしょうか?

感染経路は

  • 発疹、排泄物に触れる : 接触感染
  • くしゃみ、せき : 飛沫感染

があります。

発疹が治ってきても、2~4週間は手足口病のウイルスが便の中に排泄され、感染源となるため注意しなければいけません。

感染しないためには、

  • タオルを共有しない
  • オムツ替えの後はてを洗う
  • マスクをつける

などの対処を心がけましょう。

しかし、どんなに気をつけていても、集団生活をしている子どもが手足口病をもらってきてしまうことはあるものです。また、

  • 看病疲れ
  • 睡眠不足
  • 女性の場合は生理後

などは免疫力を低下させ、お父さん、お母さんも感染しやすくなってしまいます。

手足口病の治療

そんな時こそ、鍼灸治療で免疫力アップ!!していきましょう。

当院では、すでに手足口病にかかっている方も、予防したいとお考えのお父さん、お母さんにも対応していますのでお気軽にご相談ください。